こんにちは、広報の大倉千代子です。
2016年で10周年を迎えたSSTは、ついに社員数が39名になりました。 10年も経てば、人も会社も変わるもの。 けれど変らないものもあります。
SSTの変らないものの一つには、ビアバストがあげられます。創業当初から毎月開催されているのには、かかわる人の想いがある。本日は、SSTの社員同士の繋がりの場でもあるビアバストについて紹介します。
そもそも「ビアバスト」とは?
一般的には、ビールを飲みながらみんなで盛り上がりましょう!というイベントです。SSTの掲げる「ビアバスト」は、毎月会社でお酒と食事を用意して、社員が自由に参加できる交流をメインとしたイベントです。
それでは、年代別にSSTのビアバストを振り返ってみましょう。
2006年〜(社員数5名)
- 月末に無事に乗り切ったーお疲れ様!というシンプルな飲みの場としてスタート
2007年〜(社員数8名)
- ビアバストの様子がいつも代わり映えしないので、社外のゲストを招いて交流を深める場に変化
- 気がつくと社内のメンバーより社外のゲストの方が多く集まってしまっていたので見直す事に
2008年〜(社員数12名)
- 社内のお疲れ様会として復活
- メンバーの誕生日や出産などを祝う場としても活用される
2010年〜(社員数22名)
- お疲れ様会以外の活用シーンを見出す
- パートナー会社の方々を招いた懇親会
- エンジニアによる、社外のゲストを招いた技術の情報交換会
- 企画内容によって、参加メンバーにばらつきが生じる
2013年〜(社員27名)
- 社内向けとゲスト向けの2種類を交互に企画を頑張る
- 会社をテーマにしたグループ・ディスカッション
- 社内のコミュニケーションアップを目指した愛のあるあだ名大会
- 福岡ラボの開設に伴い、遠距離による物理的な課題の発生や企画への負荷があがる
2015年〜(社員数31名)
- 無理に企画をせずに楽しむ。企画がない場合はお疲れ様会を開催
- シンプルに楽しむための企画が生まれ始める
- 第1回タイピング大会
- 利き酒ならぬ利きピザ
2016年〜(社員数39名)
- 自発的に企画するメンバーや運営メンバーが増える
- 研究開発部で調べた調査結果発表会
- ぷよぷよオンライン対決
- 第2回タイピング大会
- 参加メンバーが固定化しつつある
こうやって振り返ると、試行錯誤しながら内容が多様化しているのが分かりますね。
社員が増えていく中で、ビアバストに対する各自の感じ方も異なるのではないでしょうか。そこで、社内のメンバーに聞いてみました。
「SSTのビアバストについて、どう思う?」
「ビアバストそのものが定期的に行われ、東京ー福岡の間で顔を合わせて楽しめる環境がそろっているのは凄くよい。普段の業務で直接かかわりのないメンバーとも気軽に会話する機会であり、楽しい。」
「マンネリ化している感はいなめないが、自発的に企画をするメンバーも出てきているのはビアバストの場が活性化されてよいし、他のメンバーにも心理面でよい影響を与えていると思う。」
「メンバーが固定化されているので、あまり参加していない人に、どういう内容、所要時間なら参加したいか?とか意見を聞いてみるのもよさそう。必ず全員参加とはしなくてもいいと思うけど、ちょっと顔出した方がお得な雰囲気をより醸し出せると会社にとってもお金かけてやるわけだしいいよねきっと。」
「適度に酔っぱらいながら交流するので、素の自分を出せる。わりと人との会話が苦手なので、会社経費で酔っぱらえて、砕けた感じで会話ができるというのがとても助かる。」
「コミュニケーションがとれるから、良いと思ってる。もはや必須だね。定期開催だから会話のネタが少なくなってくるけど、逆にそのおかげで、ネタを引っ張り出すことができて、より深い話ができたりする。」
「最近だと、メンバーが増えたこともあるので、東京ー福岡の間の連携より、東京内/福岡内のメンバー同士のコミュニケーション強化に注力するのも良いと思う。」
「居酒屋などお店じゃなくて、社内で開催するのっていうのがいいよね。ゲーム大会などでは気兼ねなく騒げるから(笑)。あと、準備も楽しいし、一緒にやれば信頼関係もうまれるし。」
「企画そのものがグダグダしていたり、ただ単に御飯を食べて終わりになったり、楽しめないメンバーがいるのではないかと思うところはある。」
「飲み会だけではなく、社員が自発的に調べたことを発表したり、社外の人を呼んで発表してもらう場や定期的に勉強の場にもなっているのが良い。」
「イベントとか企画して会社を盛り上げようとしてるところが好き。」
「お酒が飲めないけど楽しめる。ただ、早く帰らないといけないから遅くまでは参加できないのが残念。」
「本当の意味で無礼講だと思う。上下を気にせずひとつの仲間となれる瞬間。束縛されない。帰りたければ帰ってもいいという自由もある。ゆるい空気で真面目な話ができたりもする。楽しむことを楽しめる場。美味しいケータリングを探したりそういう過程も楽しめる。」
「あれやこれやと工夫の余地が毎回あること自体も、1つのメリットだと思う。いつかやりたいのはお絵かき大会(笑)」
様々な意見をいただきました。 最も多かったのは「コミュニケーションの場として活用している」ことですね。
時間を共有することで自然に生まれる
最後に、SSTのビアバストをこれまで継続してきた理由について、代表の乗口に聞いてみました。
「昔、外資系の会社でやっていていいなと思ったから始めたんだよね。淡々と月日が過ぎるだけになりがちなので、月に1回はお疲れ様〜って感じで、情報共有すれば自然と一体感が出るからね。10年続けて割と運営は悪戦苦闘したけど、ここ最近は面白くもなってきたと感じてる。」
改めて、SSTのビアバストは、ある人にはくつろげるリビングであり、ある人には子どもの頃に遊んだ公園であり、気がつけば東京と福岡、チームとチーム、人と人との距離が自然に近づける、いつまでも変わらずにある場所のように感じました。
2016年も残すところあと少し。 来年はいったいどんな「距離」が近づくのか、2017年を想うと今から心が躍ります。