SSTバックヤード

SSTのサービスや業務など、さまざまな裏側をメンバーよりお届けする社員ブログです。

32?!

こんにちは。SSTで人事を担当している塙(ハナワ)です。

暑い、暑い、暑いですね!私は早くも暑さにバテてしまっています。 週末は東京の暑さから逃れようと、とある高原に行ってみたのですが、朝晩は涼しいものの昼間はかなり暑く、、 この暑さから逃れるにはどうしたらいいのか・・・。 もう少し経ったら暑さに慣れるのでしょうか? あなたは、どうやって暑さを凌いでいますか?

暑いので以前登った御岳山(東京)の涼しげな風景
暑いので以前登った御岳山(東京)の涼しげな風景

ひとりの人として仕事に臨む

さて、32!?というタイトルですが、この暑さですから気温を想像した方も多いかもしれません。でも、、気温ではありません。この数字は、SSTの女性社員の割合です。

SSTの創業メンバー5名はすべて男性でしたので、創業から12年かけて0%から32%まで女性社員が増えてきたのです。あなたの職場と比べてこの割合は多いでしょうか?それとも少ないでしょうか?

この32%という女性社員の割合を改めて確認してみよう!と思ったきっかけは、若手社員との何気ない会話から。「この会社は社内で性別を意識させられるシーンがほとんどないですね。私が以前いた(男尊女卑な)環境と比べると、ほんと、すごく幸せ!」というような話を聞いたのです。

そういえば、私自身も・・・ 女性であるとか、男性であるとかをことさら意識する必要なく、「ひとりの人として」仕事に臨めているということを、あらためて、はっと!気づかされたたやり取りだったのです。どんなことでもひとりの人として、目の前の仕事に専念できる職場環境っていいですよね。

そんなきっかけがあり、後半に参考までに32%になったいきさつや背景を少し考えてみましたので、ご興味のあるかたはお読みください。

あなたは環境を意識せず、目の前の仕事に専念できていますか?

これって、均等法の恩恵なのか?

環境を意識しない、性別による固定した役割が設定されていない、どうやってそうなったのだろうと考えてみました。

私が理由の一つとして考えたのは、社員の世代です。
新卒採用をはじめて3年が経過したこともあり少しずつ社員の平均年齢が若くなっており、43%の社員は男女雇用機会均等法が成立した1985年以降の生まれです。また、創業メンバーを含む年長の社員もそのほとんどは1985年以降に仕事に就いているので、その昔存在したというお茶くみやオフィスの掃除を女性が担うといったこと自体あまり見たことがないかもしれません。

とはいえ、こういう風土があると感じている社員がいるからといって、SSTでは誰でもどんな状況でも働きやすい環境が整っていると声高に言いたい訳ではないのです。むしろいろいろと発展途上であり、社内でも都度議論しながら少しずつ環境を整備しているところです。
育児休業については男性の取得実績はまだないなど、社会的に課題と言われているようなことは写し鏡でSSTにも存在しています。両親の介護に直面しているケースがまだあまりなく、介護と仕事の両立についても今後出てくるものと思われます。それらは人事である私の今後の取り組み課題になりますね。

常に、柔軟でありたい!

人生100年とあちこちで言われるようになった今、出産、育児、介護のように働き方のペースを変える必要がでてきたり、オフィスから遠方の地に住む必要がでてきたり、人生何が起きるかわかりません。どんな状況でも自分の力を発揮し会社や事業に貢献できる人には長く働いてもらえると嬉しいです。そのためにも人生の新たな局面にぶつかる社員が出てくるたびに、組織としても対応できるような柔軟性を持ち合わせていたいと人事担当として考えています。

私が産前・産後休暇や育児休業を取得するにあたっても、会長の乗口が「制度上改善が必要な点があったらぜひ意見を出してね」とよく口にしていました。今は会長自ら、どこでも働けることの実験を続けています。(その話はぜひブログに書いてほしい)こういったことも風土作りに良い影響を与えているのだと思われます。

ちなみに、32%は多いのか?

「IT人材白書2018」概要版の38ページ~2017年の調査でIT企業の中では大半の企業(約9割)が女性社員の割合が30%以下との調査結果~と比べると上位約10%に入る数字ではありますが、世の中の半分が女性であることと比べると少ない数字になりますよね。また、職種ごとに見ると、エンジニアでは女性社員の割合が10%と急に減るので、このあたりも社会の写し鏡みになっていますね。

それでは、今日はこのへんで、あなたも高温には注意してください!!ではまた次回もお付き合いください。