こんにちは、広報の大倉千代子です。
夏休みも終わりましたね。SSTの夏の思い出は、はじめて開催したファミリーデー*1です。
先日、社員のお子さん向けにオフィスツアーを企画しました。 きっかけは、夏の恒例イベントである納涼会の企画として採用したこと。SSTの納涼会についてはこちらの記事をどうぞ〜
本日は、オフィスツアーの企画運営についてご紹介します。
同じように企画運営を担当している方にお役に立てたらうれしいです!
イベントのゴール
今回のイベントのゴールは、迷わず決めることができました。一番は、参加したお子さんと社員が、「今日は楽しかった〜」と感じること。
アイデア出し
オフィスツアーの対象は、一番人数が多かった小学生以下に決定。また、企画のレベルは、お子さんの8割以上が小1〜小4だったので低学年にあわせました。
そして、肝心なアイデア出し! 企画メンバーで他社のファミリーデーを調べたり、自社ならではのものを考えたり。
- 名刺づくり&名刺交換(業務中のメンバーもなるべく参加してもらう)
- 東京ー福岡でのオンラインMTG体験(福岡オフィスのメンバーに協力してもらう)
- 来客対応体験
- 押印体験
- ディスカッション体験
- SSTバリスタ体験
また、アイデアを選定する上で大事にしたいことも話し合いまとめました。
- お子さんが楽しむための工夫をする
- 出来る限り、安全に楽しめるための工夫を細部までこだわる!
- リアルな職場を体験してもらう
- 本物をみてもらい、さわってもらうように社員の協力を得る!
- お子さんの調子にあわせて柔軟な対応をする
- スタッフ間で「お子さん優先」という共通認識を持つ!
苦労したこと
一番苦労したのがタイムテーブルです。パパ・ママ社員を中心に体験やタイムテーブルのレビューを行ったところ、スタッフや他のお子さんに迷惑をかけたくないという意見が多く寄せられました。さらに、半分以上のメンバーがこれを理由に参加自体も迷っていました。
- うちの子は集中力が続かないと思う
- はしゃぎすぎてしまう可能性がある
- 人見知りだからなじめないかもしれない
お子さんが参加してくれないと元も子もないので、いずれも解決できるように組み立て直しました。パパ・ママ社員には、迷惑をかけたくない観点ではなく、こうしてくれたら参加できるのになあ〜という意見を求めました。 その結果、体験は、4時間から2時間に短縮して、不安に感じる点があれば個別に話し合い改善策をみつけました。あとは、とにかく当日のお子さんに合わせて時間の調整やコンテンツを削るなど臨機応変に判断しよう!ということでまとまりました。
タイムテーブル ※途中参加・退場OK!時間通りにいかなくてヨシ!子供優先でやるよ〜!
- 13:00-14:30 ランチビアバスト(お子さんとメンバーとのコミュニケーションをはかる)
- 14:30-15:00 ①お仕事と会社の紹介、名刺づくり
- 15:00-15:40 ②名刺交換、押印体験 or バリスタ体験を選択
- 15:40-16:00 ③東京ー福岡オンライン会議体験&見学
- 16:00-16:30 ひみつの時間(お子さんたちがパパママには内緒で手紙を書く)
- 16:30-17:00 集合写真撮影(会社のメンバーTシャツとお揃いのTシャツを用意)
当日の様子
みんなの感想
お子さんたち
「会社じゃないみたいでめっちゃ楽しかった!オレもこんな会社で働きたい!」
「ママが楽しい会社で働いているのがわかってよかった。私も大人になったらSSTに入りたい。」
「水色のTシャツ嬉しかった。(家でよく着てる)」
「コーヒー淹れたのが楽しかった。カップをデコったのも楽しかった。」
「名刺交換楽しかった。(名刺の中で)ママの上司になれたのが面白かった。」
「名刺がたくさん集まったのが面白かった。」
「撮影していた社員が学校行事に来るプロのカメラマンみたいだった。」
「また機会があったら参加したい。」
パパ・ママ社員
技術推進部 熊谷
・本当に感謝です!皆様ありがとうございました。
・ 子供が名刺交換やオンライン会議などに参加することで、会社はどんなことをするところかイメージすることができました。
事業開発部 にしむら
・企画を考えてくれた運営のみなさまに感謝です。
・会社も大きくないし、何ができるのか当日来るまで少し不安でしたが、企画盛りだくさんで息子もとても楽しめたと思います。日頃から「会社に行ってみたい!」と言っていたので、子供が夏休みのタイミングに実現いただいてとてもよかったです。
・今回は下の娘は連れてこれなかったので、何年後かにまた企画があるととてもうれしいです。
技術推進部 高橋
・参加する前は長い時間大丈夫かなと思いましたが、企画してくれた皆さんが子供たちが飽きないようにプログラムを考えてくれたおかげで、とても楽しんでくれました。
・家でもお父さんと名刺交換ごっこをしたりしてました。
・子供たちに世の中には楽しい会社もあるんだよ、ということが伝えられて良かったです。
社員
Q. 印象に残ったことは?
「最初は不安がっていた子も最後は皆と楽しそうにしていた。その経過を見れたこと。」
「今日は幸せな日だとお子さんが話していたことに感動した。」
「名刺交換の時にメンバーがとても積極的に交換してくれていた。」
「親子そっくりだった。」
「お子さんたちの元気のよさ」
「子供が可愛かった。」
「カメラマン担当のメンバーがめっちゃ動きまくってた。」
「テーブルの角に、クマさんの緩衝材がついてたりと運営メンバーの気配りがすごいなと思いました。」
「全体的に子供たちがツアーに興味を持って動いてくれていた。」
「オンライン会議のとき、子どもたちがカメラの前にいるときの張り切ってる感。普段の会議がゆるゆるなので、より子どもたちがかわいく見えた。」
「1日の体験を通して、自然と子どもたち同士で仲良くなっていたことが印象的でした。」
「スタッフたちの先を読んで臨機応変に進めているところもすごくスムーズで安心感が印象的でした。」
「おうちにパパが早く帰ってくると嬉しいよと手紙に書いているのをみて胸が痛くなった。それを知った他のメンバーも同じ気持ちで、パパを早く帰宅させようと思った。」
Q. 業務中にオフィスツアーを実施して、どうだった?
「子供に絡みたくてあまり業務に集中できなかった。」
「業務中にお子さんたちのはしゃいだ声が聞こえるのは新鮮でした。」
「福岡オフィスは、子供たちとの交流があまりなかったので少しさみしかった。」
「最初は大人しかったのにだんだんお祭り騒ぎになってましたけど、あまり気にならなかったです。自分も一緒に遊びたかったけど、ちょっと忙しかった・・・。残念。」
「執務室に賑やかな声が聞こえている状態で、お客さんの電話を受けるのはちょっとやりづらかったかなとは思います。」
スタッフ
Q. ここがよかった!&こうすればよかった!
経理・BO(バックオフィス) 浦部
・自分たちのことになるけど、プランが良かった。BOは渡辺さんの指示で動いたし、PRは率先して動くことが身についてるし、自分が何をすればいいか臨機応変に動いた感じがする。だから、子供たちが何に興味があるのか、無いのか判断できたので、飽きる子がいなかったと思う。
・子供への説明は短い方がいいみたい。少し固くなっていた感じがしました。
広報・PR 大倉
・限りられた時間で、各チームの得意分野を活かしてチームプレイを発揮できてしあわせ〜。
・次回に向けて、挑戦したいことは技術の要素を盛り込んだものを企画したい。
経理・BO(バックオフィス) 渡辺
・時間配分に流されず、体験をどれも削らなかったのがよかったと思いました。各々やりたいもの、ことを好きにやっていた(アイスクリーム休憩・押印体験・バリスタ体験あたり)時間あたりから、だいぶ緊張もほぐれて仲良くなった感じがしたので。
・説明とか堅苦しい感じのところは少なくてもよかったと思いました。子どもは自由に動くのが好きなんだとつくづく思いました。
広報・PR 露口
・オンライン会議や名刺交換で、家族以外の社員との交流の時間があったのも、子供たちの自信につながったのではないかと思えたので良かった。
・社内へのタイムスケジュールや内容の共有を早めに詳しくできてたら良かった。
人事 塙
・進行を柔軟にしたり、複数プログラムを用意したことで、子どもたちが飽きないようにしていたこと。
・大人の家族(恋人)が参加するには、平日ということで制約があると思われるので、納涼企画は納涼企画で別にあったほうがよいのかもしれないと思った。
*1:ファミリーデーとは、社員の家族を職場に招待して、会社や仕事などへの理解を深めるとともに、同僚との交流を図る取り組み。 社員と同僚の家族の交流を通じて、会社全体で家族の大切さを再認識し相互に尊重しあう雰囲気づくりを促す。