SSTバックヤード

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読まずに読む!?私の読書法

こんにちは。SSTで人事を担当している塙(ハナワ)です。
急に秋めいてきました。
秋といえば食欲、行楽、読書、いろいろありますね。
あなたは、秋をどう楽しみますか?
私は秋といえば、眠る前の読書が好きです、
正確には好きでした・・。

今は、子どもを寝かしつけた後は、自分も寝落ち。。
眠る前の読書は当面お預けです。
そのかわり、週末や仕事の合間の30分間で読書しています。

先日ちょうど読書に関する本を読むことがあり、
自分の読書法について振り返ってみました。

木を見ず、森から見ること

「東大読書」という本をご存知ですか?
ベストセラーになっているそうなので、
あなたも読んだり店頭やネットで目にしているかもしれませんね。

先週末、子どもが昼寝を始めた後、
熱い紅茶を飲んで気持ちを切り替えて、
「東大読書」を持ってソファに腰掛け・・

時計を確認したら、読書開始!
パラパラめくったり
目に留まった言葉をノートに書き留めたり
時々時計を見て、30分経ったところで本を閉じて
読書終了!

「え、30分?ちゃんと読んだの?」と思いましたよね?

この読書法を教わった時は、このやり方で読めるのか?と
私自身、とても疑っていました(笑)

実際には「読む」というよりは、
自分にとって活用できる部分を「選ぶ」という感覚です。

後半で具体的な方法を紹介したいと思います。
忙しくて読む時間がないなぁ~そんな方に後半も読んでみていただけると嬉しいです。

それではまた次回お会いしましょう。

熱い紅茶と本
熱い紅茶と本

どんな目標も短時間で達成!

以前の自分だと、今回読んだ「東大読書」(282ページ)くらいのボリュームの場合、
週5日の通勤時間を丸々使って読んでいました。
通勤時間が週に計5時間だったとして、今回は30分で読んだので、
読書時間は10分の1に!結構な時短になっていますね。

なぜこんなにも違うのかというと、
一字一句逃さないように読むのではなく、
本に書かれている内容のうち自分自身が活用したい部分を選び出して、
実際に活用するための読み方なのです。
時間も30分といったかんじで限定します。

私流、30分読書法公開!

次に実際にどうやるか、順番に書いてみます。

1)準備
A4やA5程度のノート見開きで、
ヘッダーの部分に「〇〇(本の名前)を読みどう活用すると効果的か?」と書く。
ヘッダーより下の部分全体を使って、縦横に線を引き16マスに分割する。

2)本の構成を把握する
タイトル、サブタイトル、帯、目次に目を通す。(5分程度)

3)重要な箇所、気になる箇所をピックアップする
パラパラ~っとめくり、気になる/重要そうな単語を一つずつマスの中に書く。(5分程度)

4)3)の概要を把握する
マスの中に書いた単語を補足/説明する情報を本から読み取り、マスの中に書く。(15分程度)

5)重要な単語3つを選ぶ
16マスのうち、一番重要だと思う単語1つに、その次に重要だと思う単語2つに、それぞれ赤丸を付ける。(2分程度)

6)まとめの文章を作る
5)の3つの単語を使って一文作り、ヘッダーに書き加える。(3分程度)

いかがでしょうか?
ビジネス、自己啓発といったジャンルの本から、自分に必要な情報を「選ぶ」という目的であればこの読書法は向いていると思います。
気になった方はぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、この方法で「東大読書」を読み、私が作った6)のまとめの文章は~本を読むときに目標設定をしてから読むことが、本から知識を得て、知識を使う第一歩~です。「東大読書」に書かれていた方法のなかで特に私にとって響いた部分、まずはそこから意識的に活用しようと考えそのようなまとめにしました。

参考:現役東大生による読書法についての本

『読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』西岡壱誠著
この本は著者が東大を目指す中でたどり着いた、能動的に本を読むことを通じて地頭力(知識を使う力)を身に着ける方法が紹介されています。
前述した30分の読書法と共通する部分もあるのですが、より深く読み込み、本で得た情報を、知識としてどう使うかまでを具体例を示しながら書かれていました。
興味を持った方はぜひ読んでみてください。