こんにちは!広報のツユです。
リモートワークに慣れすぎて業務後にhuluでアニメやら海外ドラマやらを見漁る習慣がすっかり定着してしまいました。見返している3月のライオンが心にしみます・・・
SSTではコロナ禍での感染拡大を防ぐために2月からリモートワークが推奨されています。
12月にもなるとメンバー一同、リモートワークにも慣れたものですが、基本的に仕事でのやり取りはslackを介して行っているため、
オフィスで業務をこなしていた日々に比べると、だいぶメンバーの存在を感じられていなくて寂しい気持ち・・・
そんなわけで、普段業務で絡みのないメンバー同士でもコミュニケーションを取れる場を兼ねて、SST人狼を開催してみました!
今回は「SSTってこういう遊びにノってくれるイカしたメンバーがいるんだぜ!」という自慢色強めのニュアンスで、 ちょっと変わった事をやってみたので紹介がてら社内イベントレポートとしてお送りしております。
SST人狼とは
SST人狼とは、SSTのメンバーで行う人狼ゲームの事です(そのまんま!)
そもそも人狼を知らないという方のために人狼ゲームについて簡単に解説しますと、村人の中に紛れた人狼を探しだすゲームです。
昼のターンで人狼を含めた村人が寄り集まり追放者を決め、夜のターンで人狼が村人を一人食い殺す。
村人が人狼より一人でも多い状態で人狼を追放しきるか、
人狼が村人全員に追放されずに全員を食い殺せる状態になるまで昼と夜を繰り返す、スリル・ショック・サスペンスにあふれたゲームです。
詳しいゲームのルールや流れなどはここに書くと長くなるので、気になる方は是非ググってください。
既存サイトもあるのでそちらを利用すればもっと楽にゲーム進行できそうでしたが、 今回は大人数で遊ぶ事を目的としていたため、いろいろ手間をかけてオンライン空間でのプレイとなりました。
闇のゲーム開始!
SST人狼をやるために準備したもの
- 村人(SSTメンバー)
- oVice
- Zoom
- スクリプトを埋め込んだスプレッドシート
村人
人狼を含めた村人、もとい参加者がいないとお話になりません。
できるだけ大人数でやってみたいな!という事で参加者募集の案内を全社に送ったうえで、個別に参加してくれそうなメンバーにも声を掛けてみました。
その甲斐あって、「行けたら行く」勢と観戦only勢も含めると総勢17人(SSTメンバーの3割)の参加者が!やったー皆さんありがとうございます!すごいや!
oVice
こちらはオンライン空間で、オフィスにいる感覚でコミュニケーションをとれるツール
つい最近利用し始めたものですが、村の集会感出るのでは?という事で今回ゲーム参加者にはoViceを利用してもらう事にしました。
Zoom
皆さんご存知Zoomさんです。
ルールわからないのでとりあえず観客としてみてみたい、など観客席を希望のメンバーもいるかなと思い、 あと配信ぽい事やってみたいというメンバーもいたので、進行役の画面と音声を共有して社内配信(?)ツールとして利用しました。
スクリプトを埋め込んだスプレッドシート
エンジニアの方がちゃちゃっと作ってくれたスプレッドシート。
これ凄いです、メンバー名を入力してボタン押すと勝手に役割をランダムに割り振ってくれる!だけでなく!!
村から追放された人、人狼に食い殺された人の名前を入力すると、村人と人狼どちらが勝ったかを判別してくれるんです。
ご本人は「いやこんなんそんな難しいものではないので、休みの日に弄っときますね~」っていうノリだったんですが、
非エンジニアの私からしたら感動モノです。何も考えずに進行できたので大変ありがたかったです。
全体の構成としてはこんな感じで実施しました!
あつまれ人狼の村!
準備が終わったら開村~
各自飲み物や食べ物を持って、入れるタイミングでoViceに集合!
初参加の方もいたので、軽くルールを説明して開始。
昼のターン
円になってみんなで誰を追放するのかを相談します。
夜のターン
本来の人狼なら各自家に籠る流れですが、oViceは個室前に集合してもらって順に個室で神(進行役)と1on1する形式に。
これから人狼に食べられるかもしれないというのに村人達の行儀のよさがなんだかシュールです。
一方そのころZoomでは・・・
実況「あぁー今の発言はうまいですね!ここで占い師のカミングアウトは効いてきますよ」
おしゃべり好きを自称するメンバーがしっかり盛り上げてくれ、ちゃんと配信っぽい空気に。
実況 兼 記録係として、スプレッドシートに入力しつつ解説にいそしんでくれました。
都度やり方を少しずつ改善しながら、なんだかんだ5ゲームを5時間かけて楽しみました。
総括
反省点・改善点
oVice上では人狼同士の作戦会議できる場所がとれない
1ゲーム目は作戦会議なしで行ったのですが、やっぱり相談できたほうがいいよねという事で人狼同士の作戦会議は途中からslackでDMグループを作るようにしました。
(oVice上はまだ使い慣れてないのもあり、誤爆が怖かった)
人狼にとっては誰から食べていくかも大事な作戦の一つです。こざかしい村人は真っ先に消したいですからね!
役職持ちの夜のアクションについてはもうちょっと楽にできる方法ありそうでまだまだ検討の余地あり。
進行役が上手にゲームを回すにはノウハウと工夫が必要
実際に遊んでみたらどんな流れになるか試せないままゲームに突入し、分かった事なのですが・・・進行役やる事めちゃくちゃ多い!!
しかもoViceでの会話とZoomでの会話を聞き分けなくてはいけないので、すんごい すんごい疲れた 笑
実況にはスプレッドシート記録係も兼ねてもらっていたんですが、補佐役いないと進行たぶん無理でした。
自由時間をつくればよかった
実質人狼とは関係のないコミュニケーションが取れたのはゲーム終了後のZoomでだったので、
ゲーム中に自由時間を設けても良かったかもなと思いました。
本当に村に生活してる感出したり、個別で腹の探り合いしたりしたらより上の心理戦が繰り広げられていたかも…?
録画したらよかった
ゲーム参加者からは誰がどんなロールでどんな発言をしているのかを客観視する事ができないので、
録画して後で楽しめるようにしたらよさそうでした。
私はほぼ進行側で、1ゲームだけ参加したのですが(そして早々に追放されたのですが/不本意)、観客としてゲーム見てるだけでもかなり楽しかった。
良かった点
観客用Zoomの設置
Zoomに入室すればゲームを観戦できるので、村から追放されたり人狼に食われたりしてゲームを続行できなくなったプレイヤーも引き続き楽しめたので良かった。
誰がどの役割でどんな発言をしているのか、ゲームの流れを見守るだけでもかなり楽しめました!
ゲーム終了後も、一回全員集まって反省会をしたり雑談したりする場としても活躍してくれました。
オンライン空間を利用
オンライン空間を利用する事によりなかなかシュールな絵面が生まれたり、運用に悩まされたりしましたが、
村から人が少なくなるのが視覚的にも分かりやすく、村人が追い詰められていく雰囲気が出ていたので(笑)、個人的には次開催するときも利用するのアリだなと思いました。
なお、お昼の追放対象の投票と夜の人狼へのヒアリングに個室(外の人には会話が聞こえない)を利用しました。
感想
まだまだ改善の余地はたくさんあるけど、久しぶりに大人数で騒げて楽しかった!!!
むしろ運用システム上で穴だらけだった分、5ゲームもやって達成感があった気も・・・!
という事で、また機会設けて開催したいです。
もし人狼@オンライン空間経験者いましたら、改善のアドバイスなどこっそりお寄せいただけますと嬉しいです!