はじめに
こんにちは。技術開発部&研究開発部のかをると、人事部の渡辺です。
この記事は、3本立てでお送りしております「2020年オンライン業務体験&インターンシップ開催レポート」の3本目で、3Daysで実施したインターンシップについて記載しました。
様々な背景を経ての3Daysとなりましたので、ぜひ1本目の企画全体・1.5h編、2本目の1Day編も読んでいただければ嬉しく思います。
3Daysインターンシップ「リアル業務体験」
9月29日~10月1日 10:00-18:00にて実施しました。
3日間「SSTのリアル」をしっかり感じていただきたいと思い、オンラインではありますが、実際に社員と一緒に業務に取り組んでいる感じが出るような設計としました。 具体的には、社員(エンジニア)と学生さんが1対1、もしくは 1対2のチームとなって、それぞれのチームで業務課題に取り組みました。 社員の誰が受け持つか、どういった内容を取り組むかに関しては、申し込みの際にいただいた応募理由やアピール内容をもとに、参加者さんごとに決定しています。
また、3Daysではビデオ会議ツールのMeetに加え、コミュニケーションツールとして「Slack」を利用いただきました。実際の業務でも、簡単なやりとりはSlackでテキスト、打ち合わせはMeetなどと使い分けているので、より「リアル」に近い状態で学生さんに業務課題に取り組んでいただけたのではないかと思います。
Slackでは業務上のやり取りのほか、インターンシップ前の各種書類のやり取りを個別にダイレクトメッセージにて行ったり、全員が集まるチャンネルでは上図のような雑談*1をしたりしました。 ちょっとしたやり取りに気軽に活用していただけたようで、(メールに比較して要点のみでやり取りできる手軽さが特に)好評の様子でした。
スケジュールについて
1日目(9月29日)
時間 | 内容 |
---|---|
10:00 ~ 10:30 | オープニング&自己紹介 |
10:30 ~ 12:00 | 業界説明&会社説明とセキュリティ基礎 |
12:00 ~ 13:00 | オンライン昼休み*2 |
13:00 ~ 17:30 | メイン作業 |
17:30 ~ 17:45 | メイン作業クローズ |
17:45 ~ 18:00 | 1日目クロージング |
2日目(9月30日)
時間 | 内容 |
---|---|
10:00 ~ 10:30 | 朝会&学生さんの部屋 |
10:30 ~ 12:00 | メイン作業 |
12:00 ~ 13:00 | 昼休み |
13:00 ~ 15:00 | メイン作業 |
15:00 ~ 15:45 | 交流会 |
15:45 ~ 17:30 | メイン作業 |
17:30 ~ 17:45 | メイン作業クローズ |
17:45 ~ 18:00 | 2日目クロージング |
3日目(10月1日)
時間 | 内容 |
---|---|
10:00 ~ 10:20 | 朝会&学生さんの部屋 |
10:20 ~ 12:00 | メイン作業 |
12:00 ~ 13:00 | オンライン昼休み |
13:00 ~ 15:50 | メイン作業と成果報告準備 |
15:50 ~ 16:50 | 成果報告会とフィードバック |
17:00 ~ 17:45 | 座談会 |
17:45 ~ 18:00 | 3日目クロージング |
内容について
メイン作業
社員(エンジニア)と学生さんで1対1のチームが3組、1対2のチームが1組、それぞれのチームごとに業務課題に取り組みました。 3Days…と言いつつ正味の作業時間は2日ほどのハードなスケジュールですので、進め方は本当にチームにお任せです。
Slackを活用してテキストベースでがっつりやりとりをして進めるチーム、Meetでオンライン会議形式で細かく認識を合わせながら進めるチーム、 ちょっとしたペアプログラミング的に進めるチーム…チームごとにカラーがありました。
学生さんたちは熱心に業務課題に取り組んでいただいたので、ほかのチームの様子まで感じることは難しかったと思いますが、普段の会社の様子を知る運営目線だと、チームごとにカラーがでてるところも実は「SSTのリアル」だなぁと感じていたりする部分でした*3。
交流会
「ゲストは社長です!」と、交流会当日の朝にお伝えして開催しました。 緊張しないで、構えずに気軽にお話してもらいたいな、という気持ちからです。 (予告なしは逆に緊張する派の方はごめんなさい!)
聞きづらい質問なども遠慮せずに聞いてほしかったので、 運営サイドでフォローしようと同席していたのですが、杞憂に終わりまして、 活発に質問やお話をしていただけました。
「飲み会多いですか?」「休みとりやすいですか?」…社会人生活のリアルについて。 「若手でも仕事は任せてもらえますか?」「産休や育休取得後の復帰後は?」…仕事のスタンスについて。 私個人的にナルホド!と思った質問は「チームや組織の雰囲気が悪い時の克服の仕方」。 ほかにも、スポーツや休みの日の過ごし方など、やり取りが途切れないにぎやかな場となりました。
ふと思うと、社員が挙げるSSTのよいところに「フラットな社風、上の人にも話しやすい」があります。 良くも悪くもカジュアルですので、あう・あわないは人によるところがありますが、 そんな社風が一番出ていた会だったようにも思います。
成果報告会
3日目の夕方、いよいよ成果報告会です。 一番発表しやすいスタイルで準備いただき、1チームおよそ10~15分程度で報告いただきました。
どのチームも非常に充実した発表で、 「本当に3日間で実施した内容なのかという仕上がりに驚いた。」 「レベルが高くしっかりしていて驚いているというのが第一の感想」等々、 3日間(正味2日の作業時間)というタイトなスケジュールの中で 非常に高いパフォーマンスを発揮してくださったことに対するフィードバックとなりました。
初日、オンライン越しにも緊張しているのが伝わる、こわばった表情だった皆さんが だんだんリラックスした表情で作業に取り組んでくださって、 成果報告会では少し緊張もありつつも、発表が終わった後のみなさんの達成感のある表情が大変印象的でした。
座談会
緊張の成果報告会の後は、終了直前の座談会を実施しました。ゲストは新卒で入社し、3年目と2年目のエンジニアです。
今回は、番号を選択すると「よく聞かれる定番の質問」「ちょっと聞きづらい質問」が出て、 それに回答するという仕掛けを用意したりもしました。
(なお、15個まで用意しましたが出番は1度だけで、自由な質問や会話で盛り上がりました!)
座談会後、最後に改めて関係者が全員集合してクロージングを行い、3Daysインターンシップは終了となりました。
裏話「後夜祭(仮)をしました」
3Days終了で、あとは内部の細かい振り返りや報告を除き、すべての行事は終了となる予定でしたが
「成果報告会の内容が非常に良かった、このまま眠らせるのはもったいなすぎる!」…と、急遽社内向けにも発表の場を設けることになりました。
後夜祭(仮)と書きましたが、実施はお昼のランチタイムです。 「お昼食べながら聞くだけもOK、お気軽にどうぞ」「後夜祭みたいな雰囲気で」と案内したためです。 うれしいことに、社員の半数以上…最大値としては7割近くの参加(視聴)がありました。
改めてインターンシップの位置づけやテーマ選定の背景なども紹介したのちに、学生さんの成果物の報告をさせていただいたのですが、 「刺激をもらった」「短い時間にやりきったね、すごい」と大変好評のコメントが寄せられました。
おわりに
以上、1.5h業務体験から3Daysまで3本立てのレポートでした! 学生さんが優しめに回答してくださったのかもしれませんが…アンケート結果から、1.5h、1Day、3Days、いずれも好評でとてもうれしく感じています。
手探りで組み立てたオンライン業務体験やインターンシップですが、今後のオンラインの催しの検討にあたり「これよさそう」って思ってもらえるものがあればうれしいです。 1Dayや3Daysで採用した「オンライン昼休み」は個人的に推したい工夫なんですが、いかがでしょう??
本当はもっと早く記事を出ししたかったのですが、当時の資料などを確認すると…ついつい「大掃除の途中でアルバムを見つけて作業が止まっちゃう」状態になってしまっておりました。参加いただいた学生さんとの思い出を振り返りながらの師走です。
…おわりのおわりに…個人的な思い出の裏話(?)を書かせてください。 わざわざ人に言うのも照れてしまっていて、完全に言うタイミングを逃していたのですが…
ラジオ局TOKYO FMに「BlueOcean」という番組があります。 平日の9:00~11:00にオンエアされているのですが「元気が欲しい…」ときにON! 元気をもらってお仕事頑張るのが私の在宅勤務ルーティンです。 (「元気今日は十分!」のときはラジオアプリのタイムシフト機能を利用して、お夕飯作りながらのんびりゆったり聴いてます。)
さて、夏の終わりごろ、番組の特集で「就職活動のアドバイス」が募集されていました。 "コロナ禍で就活に困っている"というのがテーマの要旨です。コロナ禍でがんばる学生さんのメッセージに胸を打たれました。 ちょうどブログ記事書いてたようなインターンシップの準備をしていたのもあり、 人生初のラジオ番組にメッセージを送ってみたのですが…メッセージが採用されました📧🎉
(雰囲気ですが以下のような内容です)! * インターンシップの手伝いをしています。 * 業界によるかもしれないが、このコロナ禍、企業側もあの手この手で工夫しているので是非情報収集してみて。 * 個人的なアドバイスです、意外な情報源として「友達の口コミ」をおすすめします。自分のことをよくわかってくれる大切な友達のアドバイスで新たな自分の強みが見つかるかも。
こちらについて、パーソナリティの住吉美紀さんから「ご縁のようなところありますものね」のようなコメントがありました。 「ご縁」という言葉に私自身大変共感しました。
この度の業務体験やインターンシップでも学生さんからさまざまな関心をよせていただき、ご縁いただいたこと、とてもうれしく思っています。 引き続き先の読めない時世ではありますが、引き続き情報をGETされて、学生のみなさまにとってよりよい進路選択となりますよう願っております。
このブログを読んでくださったみなさまへも、ご縁をありがとうございました。どうぞ引き続きよろしくおねがいします。
少々早いですが、本年もありがとうございました! みなさまどうぞよいお年をお迎えください🎍🌄!