こんにちは、広報の大倉千代子です。
2020年も残りわずかとなりました。
みなさんは、どんな1年になりましたか?
私は仕事もプライベートも自分にも人にも向き合う年でした。
年初のキックオフで、最高技術顧問でありかつ人生の大先輩である歌代和正さんがチームSSTに贈られた「庚子(かのえね)」のお話が今となっては感慨深いものになりました。
さて、1年の締めくくりに、SSTでとびっきり嬉しかった出来事を紹介したいと思います。
それは、メンバーの結婚祝いのサプライズ企画です!
SSTはコロナ禍での感染拡大を防ぐために2月からリモートワーク推奨なので、オンラインでもできるサプライズを考えました。直接会えれば、ダウンタウンのガキ使の「絶対に笑ってはいけないシリーズ」並みにサプライズを仕込めたのに悔しい!!
大事なのは気持ちだからオンラインでも伝わる
お祝いされる主役の直属の上司より、サプライズ好きな大倉に相談がきました。
「繁忙期で忙しいし、胴上げしてお祝いしたいのにさぁ、どうしよう〜」
「よし来た!その気持ち、かいます!」
直接会えないからやれることは限定されるので、浮かんだアイデアは一つ。
できる限りメンバーの想いが詰まったサプライズ動画をつくり、できる限り意外な展開で流す
結婚という永遠の誓いを交わす喜ばしい出来事をお祝いしたいメンバーは多くいるはず。 ただ、動画撮影となると恥ずかしいとか・忙しいとかでハードルが高い気もするが、ここはみんなを信じてみたい。
直接会えないからこそ、気持ちが込められている動画でないとアカンです。
必要以上に根回しで協力を煽ることはせずに、一番最初に声をあげたメンバーの気持ちが伝わるサプライズに関するメールを一通投げました。
個性豊かすぎるメンバーの手作り動画
お祝い動画を募集して、次から次へとメンバーから動画が届きました。 動画編集を担当する私は、増えていく動画を再生する度に、笑いが溢れ、心が踊りまくりです。
とにかく、個性豊かすぎ! 動画は一人あたり20~30秒前後でお願いしましたが、数十秒という短い時間をあらゆる方法で表現していました。
- 一人でテレビ会議の背景で遊んでメッセージを届けているメンバー
- 主役の前職の上司をサプライズゲストで招いているメンバー
- 何人かで段取りを用意してメッセージを伝えるメンバー
- 被り物をしているメンバー多しw
- アカペラを口パクで攻めるメンバー
- 得意なバイオリンで結婚行進曲を演奏しているメンバー
- Minecraft (マインクラフト)というゲームの世界でお祝いオブジェを作ったメンバー
- 体を張った芸を仕込んだメンバー
- 思いつきと勢いでシュールな動画を生み出したメンバー(ごった煮感を象徴するスパイシーとして活用)
- 笑いとお祝いのバランスを見失い何度か撮り直すメンバー(撮り直したメンバーの気持ちも伝えたいので動画は全部活用)
動画編集は、直感とごった煮感で
私は、動画編集に慣れている方だけど・・・
世界観が違いすぎる個性豊かな動画をどう繋げればいいのか・・・
悩ましいと思う反面、どんな編集でも愛溢れる動画になる素材しかないので、直感でいくことにしました。
また、どう頑張っても、ごった煮感からは逃れないので、全面的に押し出す方向で起承転結を意識して編集しました。
動画作成は、誰でも気軽に編集できる「iMovie」とプロよりな「Adobe Premiere Pro」を利用。 少し手を加えるとグッと面白くなりそうな動画は、世界観を壊さないように気をつけて編集しました。
集まった動画は、14本!撮影したメンバーは半分以上!
お祝いをしたくても時間が取れないメンバーもいると思ったので、テキストのメッセージを追加で募集しました。 テキストのメッセージは、シュールすぎる動画や取り直しの動画を画面半分に写してエンドロールで流すことにしましたw(イメージはドラマのNG集とかおまけ映像のような位置付け)
完成した動画は、12分にまとまりました。
全員参加の全体会議でサプライズ!
肝心なサプライズ方法は、全員参加の全体会議という真面目な場を選びました。 主役のメンバーは、逆に全員向けに個人的なお知らせとして発表する予定でしたので、それに被せるような形でサプライズ動画を流すという段取りです。
動画を流すという重大なミッションは、全体会議の進行をつとめる大木代表が果たすことにしました。 もちろん、直前のリハも行い準備万端のはず!(だが、なんだか不安〜)
いざ、当日!!!
オンラインだけど、なんだかソワソワしているのは私だけ?みんなもかな?! なんといっても、主役以外の50人以上のメンバーによるオンラインサプライズ企画ですから〜
案の定?緊張のせい?!か、動画を流すという流れは少し手こずったがご愛敬!無問題w
サプライズを咀嚼する間もなく、流れてくるお祝いのメッセージに喜びと驚きを隠せず、笑いもこぼしながら感情もごった煮状態な主役のメンバーを見つめ、メンバー一同が笑顔になるというスペシャルな時間になりました。
さいごに
アットホームな会社ですね〜というお言葉をいただくことも多いチームSSTですが、どうやらそのようです。 アットホームを目指したり、掲げたりしたことはないのですが、一人ひとりの意見と想いを大事にする風土の結果のように感じます。
一人ひとりの個性が集まったごった煮なチームSSTを来年度もどうぞよろしくお願いいたします。