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OutpuTalk(アウトプットーク)-シーズン1-2020年の学びを語りつくす

こんにちは。
最近、トリュフオイルを買ったのでパスタやサラダにかけてちょっと贅沢な気分を楽しんでいる神田です。さて今回は、非エンジニアである私が勇気を出して Ruby on Rails でWebアプリケーションを作り、社内全体に発表した話をしたいと思います。

きっかけ

ある日、他部署の方々と久々にオンラインで雑談していたときのこと、自分が Ruby on Rails でWebアプリケーションを作って個人的に技術の勉強していることを話したら他の方の取り組みも知りたくなり、興味ある人同士でカジュアルに共有してみようとなりました。
実際集まったのは6人くらいで、中にはグロービス経営大学院の単科生制度を利用したり大学のカリキュラムを受けていたりと、みんなが楽しそうな取り組みをしていることが分かりました。他の方から得る気づきや楽しさを知ったらSSTはすぐ企画してしまうんです。

その名も『OutpuTalk(アウトプットーク)-シーズン1-2020年の学びを語りつくす』

海外ドラマフリークなメンバーによる命名です。初期の雑談時に集まった有志メンバーによる全社向け企画です。2020年に個人がスキル向上のために取り組んだ内容を全社に発表しました。

オンラインでコミュニケーションの場づくり等を考えている方のちょっとした参考になればと思い、進め方を以下に紹介させていただきます。

【目的】

  • 他の人のアンテナ、関心・興味を知る
  • 学習したことを言語化、可視化し、アウトプットすることにより理解度を深める

【ゴール】

<<聴講者>>
他の人のアンテナ、関心や興味に触れることにより、なにかやってみよう!意識してみよう!より頑張ろう!という気持ちになる
<<発表者>>
学習したことから得たことを振り返り、アウトプットすることにより定着させる

【利用ツール】

【運営者(役割)】

  • モデレーター
  • タイムキーパー

【進行】

[5分間]オープニング(Google Meet)
モデレーターから、この会の目的とゴールと流れを説明する

[30分間]発表タイム(Google Meet)
一人10分×3人
発表者とモデレーターは声を掛け合いながら進める
時には発表直後に運営者同士で発表内容について軽く会話してみせる

[3分間]発表タイムクローズ(Google Meet)
モデレーターから、MeetのチャットにoViceリンクを案内する

[30-40分間]アフタートーク(oVice)
全員oViceに移動したら、発表者と対話する。
聴講者を3グループに分けて各発表者のテーブルに移動する。10分×3回

[5分]クロージング(Google Meet)
再度、Google Meetに戻り、モデレーターから発表者1人+聴講者2名を指名し感想/気づき等を聞いてみる
そして、次回予告(シーズン2の発表者、シーズン3の発表者募集)をしてクローズ

それでは、当日の様子をお伝えします。

OutpuTalk(アウトプットーク)スタート!

オープニング

Google Meetに全員が揃い、OutpuTalk(アウトプットーク)スタートです。
タイトル表紙が鮮やかで綺麗ですね!
オープニングの挨拶ではモデレーターより、目的とゴールと流れを説明し、発表者と聴講者のスタンスを整えました。早速、発表タイムへ移ります。

 

オープニングのスライド

オープニングのスライド

発表タイム

1番目:私
Ruby on Rails で作ったWebアプリケーションを実際に見てもらいながら、書いたソースコードを解説しました。前半、自分で何言ってんだろうと思うくらい頭が真っ白になりましたが、モデレーターのフォローや聴講者のリアクションをチャットからもらえたおかげで、調子を取り戻し、後半の説明で上手くまとめられたと思います。
エンジニアの前で技術的な説明をするのって本当に緊張しますね。

 

Ruby on Rails でWebアプリケーションを作ってみた

Ruby on Rails でWebアプリケーションを作ってみた

 

2番目:塙さん
ワークショップデザイナー(リンク:http://wsd.si.aoyama.ac.jp/)という「コミュニケーションの場づくり」ができる専門家を育成するプログラムを受けたお話でした。時代の流れと共に「学び」の捉え方が変わってきている中、これからの時代には多様な人々の関りの中で納得解を見出していくことが重要で、その手法としてファシリテーションを含む場づくりの各種スキルが必要になってくることに気づかされました。

 

WSDでの学びと今後の実践

WSDでの学びと今後の実践

 

3番目:野平さん
グロービス経営大学院の単科生制度を利用して、思考系科目のクリティカル・シンキングを受講した話でした。中でも圧巻だったのは、ケーススタディを用いて考えるべきポイントを聴講者に聞いてみたり、チャットで回答を集めるといったやり方で、聴講者に考えてもらった後に解説する場面は、聴講者と一体感が生まれた瞬間でした。

 

クリシンってなんだ?人生を変えるかもしれない思考術

クリシンってなんだ?人生を変えるかもしれない思考術

アフタートーク

発表タイムが終わり全員がoViceに移動して、聴講者とアフタートークを行いました。
私が技術の勉強を始めた理由や取り掛かりやすい本を紹介するなど、発表時に話せなかった内容を補いました。一方で、聴講者からは、神田のくせにやるじゃんとか率直な感想をもらいつつ、非エンジニアが技術に取り組む姿勢に関心を寄せてくれたり、アドバイスやヒントをもらえたので双方実りある会話ができました。
発表者は他者の評価や感想をもらうことで次につなげやすくなりますし、聴講者は〇〇を勉強してみようかなと意識するきっかけになったのではないかと思います。この企画の目的に立ち返るとアフタートークは重要でした。

 

oViceでアフタートークをしている様子(画像は取り忘れたのでイメージだけ)

oViceでアフタートークをしている様子(画像は取り忘れたのでイメージだけ)

予想以上の反響

聴講者に向けて参加お礼の連絡を出したところ、多くのリアクションをいただき、更に聴講者から発表者が出てくるといったいい循環が生まれました。そして、予め発表予定だった人を含めると4名ほど集まったのでシーズン3まで開催が決まりました。
運営を手掛けた側としては大変嬉しいことです。

最後に

個人的に勉強していたことがまさか全社向けに発表するとは思わなかったのですが、終わってみれば多方面からアドバイスをもらい勉強を加速させてくれるよい機会になりました。引き続き、Ruby on Rails 使っていくつか機能を追加してみようと思います。
多かれ少なかれ勇気を出して発表したから少しは成長できているでしょう。(って思いたい)共に学んで共に成長できるって素敵だな~と企画の成功の余韻に浸りつつ、今後の開催に関わっていきたいと思います。それではこの辺で失礼いたします。最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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