はじめに
2023年7月1日にSSTのサービス創発部としてジョインしました加藤です。
当ブログ、SSTバックヤードを眺めた際、新卒入社のエントリーはいくつか見受けられるのですが、転職して中途採用でジョインした記事は無い事に気づいたので書いてみました。
今回は転職をすることにしたきっかけや、当時の心境についても併せてお伝えしつつ、当エントリーで転職を考えている方に向けてSSTの魅力を紹介できたらと思います。
新卒入社の方々の記事も上がっていますので、学生さんでSSTへの入社を考えられている方は以下の記事も参考になるかと思います。
経歴
まずは軽く自分の経歴について紹介します。
- 2018年3月末: 都内の専門学校のWEB学科を卒業
- 2018年4月頭: 都内のCMSを用いたサイト構築を主としたWEB制作企業に新卒入社
- 2023年3月末: 上記企業を退社
- 2023年7月頭: SSTのサービス創発部として中途入社
専門学生の頃はひたすらWEBに関わるデザインやプログラミング、画像や動画制作を広く学びつつも、主としてはHTMLとCSSを用いたWEBサイトを制作していました。
セキュリティ周りについての授業は無く、プログラミングの授業の際にエスケープなど行い、脆弱性を突かれないようにしようといった旨の話を聞いたくらいでした。
専門学校卒業後はWEB制作企業に入社し、フロントエンドエンジニア志望ではあったのですが、バックエンドエンジニアとして配属され、CMSのカスタマイズやそれに付随する管理システムをスクラッチで実装するような開発を主に行ってきました。
ただ、社内のリソースに応じては要件策定等の上流工程から、フロントエンドの範囲の実装や、開発の技術選定、AWSの環境構築などもさせていただきました。
セキュリティ周りの話でいうと、納品の前にペネトレーションテストツールを用いた脆弱性診断を実施し、検出された脆弱性の精査、必要に応じてプログラムの修正、簡易的なレポートの作成および納品なども行っておりました(当時はセキュリティ系の企業に転職するとは夢にも思っていませんでした)。
なお、2023年4月頭から6月末までの空白の期間は転職活動もしていたのですが、合宿で免許取得など、仕事勤めながらだと難しいような事をできるだけ実施していた具合です。
もう少し退社する前から転職活動を始めてれば良かったなとは思い反省しています……
転職の背景
前述の通り、前職はちょうど5年ほど勤めていたのですが、各案件をひととおり任せていただけるような状態になってから暫く経ちました。それと同時にCMSのカスタマイズの開発が主軸だと、以前の他プロジェクトの焼き増しで完結してしまうことも多く、どうしてもスキルの伸び悩みを感じたり、他のメンバーと技術や知識を高め合えるような組織づくりをしている企業に対して憧れを感じるようになっていました。
そして、1つの企業に留まり続けるのが美徳と言えるような業界、 業種ではないと思っていたこともあり、他の企業の考えを肌で感じてみたいとも思うようになりました。
それと同時に自らのキャリアに対して危機感を感じたことも重なり、5年の節目で転職を決意しました。
SSTへ入社を決めた理由
SSTという存在を知る縁があったこと
元々ScutumというWAFの存在は前職の兼ね合いで知っていたのですが、前職の同じ部署の方の紹介で、直接SSTのメンバーの方とお話できる機会を用意していただきました。
そこで色々お話を聞かせていただき、SSTに入社できたらなと思うようになりました。
※実際には、またとない機会だとは思い即エントリーも考えたのですが、はじめての転職活動なので他の企業の方と話をして色々知見を得たり、紹介のチカラなしで転職サイトを用いて自力で内定を取るまでの流れをひととおりやってみたい気持ちもありました。
そのため、その場では検討止まりの旨を伝えたのですが、他の内定を辞退した上で結局自分はSSTにエントリーし、今ここに居ます。圧倒的感謝。
リモートと出社を柔軟に選択できること
前職では緊急事態宣言中はリモートワークに切り替えが行われていたのですが、緊急事態宣言が明け次第今まで通りオフィス出社という形式を取っていました。
緊急事態宣言中のリモートワークによって、オフィスに出社との違いと双方のメリットとデメリットが見えてきた中、その日その日の業務内容およびタスクに応じてオフィスに出社したり、プログラミングに集中したい際はリモートワークにできるようなハイブリッドに選択ができる企業がないかと思っていました。
そんな中 会うの"も"いいよ というコンセプトがSSTにはあり、自分にはとてもマッチしていそうと感じました。
実際、家からオフィスまで電車で30分程で着くこともあり、気分であったり、状況に応じて出社しています。
まだ入社して2か月程ですが、基本リモートワークで顔合わせする機会がないので、部署に限らず、面識のない方が出社される情報を聞きつけてはオフィスに出社して挨拶をしたりといったことを個人的に実施してたりします(笑)
自社サービス開発
前職では一次請けとは言え、受託案件のみだったため、何か強みを持った自社サービスを展開している企業に転職できたらと考えていました。
多少なりともセキュリティ関連の興味があったこと
専門学校のオープンキャンパスの際に「セキュリティの知識は今後ますます必要不可欠になる」という紹介もあり、セキュリティ学科とWEB学科でものすごく迷った上で、結局当時はWEB学科に入学したのですが、セキュリティ系についての興味はここから湧いてきたのかもしれないです。
また、前述の通り前職で簡易的ではありますが、脆弱性診断を行っていました。
そのため、自分が持つ開発の知識にプラスアルファを身に付け始めるにはもってこいな分野だなと思う節もあり、SSTにエントリーすることにしました。
SSTに入社して何をしているか
オンボーディング
入社して最初の1.5週くらいはオンボーディングがありました。
中途入社なので、いきなり業務を任される流れなのかなと思っていたのですが、各部署毎の紹介や使用しているシステムの説明、CTOや代表からのエンジニアとしてのあり方やSSTのミッションステートメントの説明があり、自分一人に対してここまでコストを割いてくださるのかと感動したのを覚えています。
また、各種説明や資料に関してもとても丁寧に教えていただき、あらかじめ各種データや物に対して「ここにこれがある」と先回りして一気に共有してくださったのも個人的(後から五月雨に聞くのも申し訳無さがあるので)に非常にありがたかったです。
オンボーディングを通じて、SSTが大切にしていることだったり、社風が垣間見える機会となり、SSTに転職できて本当に良かったと思える機会になりました。
新規サービスの開発
サービス創発部に兼務されている方はすでにいらっしゃるのですが、専属は自分がはじめてのため、現在新しいサービスをローンチすることを第一に考え業務に取り組んでいます。
前職では、ほぼバックエンド開発しかできていなかったのですが、今では元々やりたかったフロントエンド開発はもちろんのこと、バックエンドの開発もバランスよくできているので、これは今後も継続できていけたらなと考えています。
また、一段落ついたら、関連するような技術系の記事も書けたらなと考えています!
そして、前職で培ったノウハウをSSTで活かせるところはないだろうかと日々考え、適宜他のメンバーなどに提案や相談もしたりしています。
耳を傾けてくださる方々、本当にありがとうございます。
また、そもそもこのように自分が思ったことや考えたことに対して、上司だったり先輩方に話を投げやすい環境が整っていることにも感動しつつ、数年後のSSTでもそのような良さを維持できるような働きができたらと考えています。
おわりに
長々と書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
転職を考えている方、ないしはSSTへの転職を考えられている方々にとって参考になっていれば幸いです。
もしSSTに興味が湧いた方は是非オープンカンパニーやカジュアル面談にお申込みいただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!